画像を思い通りに切り抜きたい。そんな時はCanvaの出番です!
Canvaには、画像編集の幅を広げる、便利な切り抜き機能が備わっています。
基本的な切り抜きはもちろん、背景を透明にすることも、フレームでアーティスティックに切り抜くことも、Canvaなら思いのまま。
Canvaの切り抜き機能:2つの切り抜き方法
Canvaでは、大きく分けて2つの切り抜き方法があります。
- 基本的な切り抜き: 画像の一部分を、長方形、正方形、または自由な形で切り取ることができます。Canvaの無料プランでも利用可能です。
- 背景リムーバ: AIを使って画像の背景を自動で削除し、透明にすることができます。人物写真など、背景を消したい時に便利です。Canva Pro(有料プラン)限定の機能です。
基本的な切り抜き:トリミングで画像を調整
Canvaで画像をトリミングする方法は、以下の通りです。
- Canvaで編集したい画像を含むデザインを開きます。
- 画像をアップロードするか、Canvaの素材ライブラリから画像を選択してデザインに追加します。
- デザインに追加した画像をクリックして選択します。
- 画像周囲に表示される白い四角(ハンドル)をドラッグして、切り取る範囲を指定します。
- 範囲を指定後、キーボードのEnterキーを押すか、画像上部のツールバーにある「完了」ボタンをクリックすると、画像が切り抜かれます。
自由な形に切り抜きたい場合は?
- 上記の1〜3の手順は同様です。
- 画像上部のツールバーにある「切り抜き」ボタンをクリックします。
- 表示されるオプションから「自由切り抜き」を選択します。
- マウスでドラッグして、切り取る範囲を自由に描きます。
- 始点と終点を繋げると切り抜きが完了します。
背景リムーバ:背景を消して画像を際立たせる
Canva Proの背景リムーバを使えば、複雑な背景も一瞬で消すことができます。
- Canvaで編集したい画像を含むデザインを開きます。
- 画像をアップロードするか、Canvaの素材ライブラリから画像を選択してデザインに追加します。
- デザインに追加した画像をクリックして選択します。
- 画像を選択すると、画面上部にメニューが表示されるので、「画像を編集」をクリックします。
- 画像編集メニューの中に「背景リムーバ」というボタンがあるので、それをクリックします。
- Canvaが自動的に画像の背景を認識し、透過処理を行います。
- 自動処理で完璧に背景が透過されない場合は、「消去」ツールと「復元」ツールを使って、微調整できます。
背景リムーバをうまく使うコツ
- 背景と被写体のコントラストがはっきりしている画像を選びましょう。
- 画像の解像度が高いほど、処理精度も高くなります。
- 複雑な背景の画像では、手動調整が必要になる場合があります。
フレームで切り抜き:デザインにアクセントを
Canvaには、丸や星、ハートなど、様々な形のフレームが用意されています。
フレームを使って画像を切り抜けば、デザインに個性的なアクセントを加えることができます。
- Canvaでデザインを作成し、左側のメニューから「素材」を選択します。
- 「フレーム」のカテゴリを選択します。
- 好みのフレームを選択してデザインに追加します。
- 切り抜きたい画像をフレームの中にドラッグ&ドロップします。
- 画像の位置やサイズを調整して、フレームに綺麗に収まるようにします。
切り抜き機能を使いこなすヒント
- 切り抜き後の画像は、サイズ変更、移動、回転などの編集も可能です。
- 操作を間違えた場合は、「元に戻す」(Ctrl+Z/Command+Z)でやり直せます。
- Canvaのスマホアプリでも、切り抜き機能が使えます。
よくある質問
Q: Canvaの無料プランでも背景を透明にできますか?
A: いいえ、背景を透明にする機能は、Canva Pro(有料プラン)限定です。無料プランでは、基本的な切り抜きのみ可能です。
Q: 背景リムーバで背景がうまく消えません。
A: 背景が複雑な画像や、被写体と背景のコントラストが低い画像は、うまく透過処理できない場合があります。「消去」ツールと「復元」ツールで手動で調整してみてください。
Q: 切り抜いた画像を保存するにはどうすればいいですか?
A: 切り抜いた画像は、デザインデータとしてCanvaに保存されます。PNG形式でダウンロードすれば、背景を透明にした状態で保存することもできます。
まとめ
Canvaの切り抜き機能は、デザインの表現力を高めるための強力なツールです。
人物写真の背景を消したり、商品画像を際立たせたり、フレームでアーティスティックな効果を加えたり…
Canvaの切り抜き機能をマスターして、あなたのデザインをさらにレベルアップさせましょう!